電子書籍リーダーとして有名なApple Books(iOS11までは旧名称 iBooks)ですが、購入後のダウンロードが途中で止まってしまったり、ダウンロードができなかったりと、アプリとして重宝しているからこそ…そんなトラブルが起きてしまうと困りますよね。
私自身も何度も経験しているので、今回はiBooksApple Books上の電子書籍がダウンロードできなくなってしまった場合の対処方法をまとめてみます。
電子書籍のダウンロードができない場合に確認すべき3つのこと
iBooksApple Booksで本のダウンロードが正常に行われない場合、まずは以下の点について確認してみてください。本のダウンロードができない要因は複数考えられますので、疑わしい点を一つひとつ丁寧に確認していくことをおすすめします。
メモ
- ネット接続に問題はないか?
- 端末の容量は足りているか?
iBooksApple Booksのバージョンは最新になっているか?- 端末のメモリ不足が原因ではないか?
- アプリ、端末の再起動は行なったか?
ネット接続に問題はないか?
当たり前ですが、iBooksApple Books内での電子書籍のダウンロードはネット接続ができる状態でなければなりません。
各キャリア(au, docomo, softbank, 楽天モバイル等)の電波取得状況またはWi-Fiの接続状況をご確認ください。
モバイル電波が弱い場合
モバイル電波が弱い場合はダウンロードが遅くなってしまいます。
ステータスバー上の⚫の個数が少ない場合はダウンロードを中止し、ネット環境が安定した場所で再ダウンロードするようにしてください。
またモバイル電波下でのダウンロードはキャリアごとの契約プランによっては、通信速度制限を受ける原因となりますので、可能であればWi-Fi接続時にダウンロードすることをおすすめします。
Wi-Fi電波が弱い場合
Wi-Fi電波が弱い場合もダウンロードが遅くなります。
またモバイル電波は安定していても、Wi-Fi接続を行なっていれば、Wi-Fi電波が優先されます。
Wi-FiをOFFにして、モバイル接続下でダウンロードを行うか、Wi-Fiのネット環境が安定する場所で再ダウンロードを行うようにしてください。
前述でもあるように、ダウンロードは通信速度制限を避けるためにWi-Fi接続下で行うことをおすすめします。
機内モードになっている場合
あまりないとは思いますが、機内モードになってしまっている場合は設定アプリの「機内モード」より、機内モードの解除を行なってください。
端末の容量は足りているか?
iBooksApple Books上の電子書籍のファイルサイズは約2MBあります。
端末の空き容量が電子書籍の以下の場合はダウンロードが中断されてしまうので、以下のような通知が出た場合は設定アプリの「一般>ストレージとiCloudの使用状況>ストレージを管理」「一般>iPhoneストレージ」より、空き容量を確保してください。
iBooksApple Booksのバージョンは最新になっているか?
アプリのバージョンが最新のものになっていない場合、端末にインストールされているOSとの互換性や不具合が原因で、アプリが正しく動作していないことが考えられます。
補足:iBooksApple Booksとの互換性について
稀にアプリとの互換性が保証されていない端末・動作環境で、アプリを使用してしまっている方がいますが、せっかくiBooksで電子書籍を購入したのに、上手くダウンロードが行えないという方がいるようです。
アプリとの互換性を確認しないまま、アプリ内課金を行ってしまうことは、たとえ数百円であっても控えるようにしてください。
すべては利用者側の責任であり、返金してもらえない可能性もありますのでご注意ください。
端末のメモリ不足が原因ではないか?
端末のメモリ不足による、処理速度の低下がダウンロードを極端に遅くしているケースがあります。
その場合には、メモリ解放アプリを使用することでメモリ不足を解消することができます。
アプリ、端末の再起動は行なったか?
最後に、アプリの再起動と端末の再起動をお試しください。
Apple公式ページに詳しい方法がまとまっておりますので、そちらを参照してみてください。
参考
参考
iBooksApple Books以外のおすすめの電子書籍アプリ
電子書籍アプリを複数持ちすぎてしまうのは好ましくありませんが、使用用途に合わせて持っておくと非常に便利です。私の場合は、漫画関連をiBooksApple Books(更新が早い)、書籍をKindle(iBookApple Booksよりも種類が豊富)、雑誌をdマガジン(月額400円で読み放題なのでコスパ最強)、楽天マガジンもおすすめです。