プロダクト改善 マーケティング

【ASO対策の教科書】アプリマーケティング担当が理解するべきASO対策とは?

本記事に記載されている情報は2016年3月時点の情報を再編集したものです。

ASO対策とは?

ASO(Appli Store Optimaization)とは、App Store最適化を意味しており、特定のキーワードにて対象アプリの検索順位を上位表示させる施策を指します。
つまりApp Store内でのSEO(検索エンジンの最適化)を行うということです。
また、一般的にASO対策という言葉は、単にアプリストア内で検索順位を上昇させるだけでなく、アプリ詳細ぺージを見たユーザーのダウンロード率を上げるための施策全般です。

数年前までは「App Store内でのSEO(検索エンジン最適化)=特定のキーワードで対象アプリの検索順位を上位表示させる施策」だけを指すことが多かったのですが、ここ数年ではアプリマーケティングにおいては、「App Store内でのCRO(コンバージョン最適化)=アプリストアの検索結果ページまたは詳細ぺージを見たユーザーのダウンロード率を上げるための施策」を含めて利用されることが多いです。

ちなみにASOという言葉が生まれた当初は、iPhone向けアプリストア(App Store)内での施策のみを指していましたが、最近ではAndroid向けアプリストア(Google Play)にも用いられているようになってきています。

ASO対策として行われる施策とは?

では実際に、ASO対策としてどのようなことが行われるのでしょうか?

ASO対策の7つの施策

具体的な対策内容については、後ほどご紹介することにして、まずは概要だけを把握しておきましょう。

  1. アプリストア内の検索キーワード対策
  2. プロモーション画像(アイコン・スクリーンショット等)のABテスト
  3. レビュー獲得と平均スコア改善
  4. リテンション率の改善
  5. 広告プロモーションの実施
  6. 適切なKGI/KPI設定と効果検証
  7. 1〜6施策のPDCAサイクルの実施

厳密に言うとアプリストア毎に実施すべき内容が異なりますが、大きくはこの7つの施策です。
続けて具体的な方法をご紹介していきたいと思います。

アプリDL率を上げるASO対策の基本とは?

ASO対策の意味について理解できたところで、ここからはアプリのダウンロード率を上げるためのASO対策とは何なのか?ということについて考えてみましょう。

アプリマーケティングの全体像とは?

さて、本題のASO対策の話を始める前に、まずはアプリマーケティングの全体像の把握から始めましょう。
以下の図はアプリをマネタイズさせるまでの成長フェーズと各成長フェーズで有効な施策を表しています。

アプリはマネタイズできるようになるまでに、必ずこのような成長フェーズを辿ります。
それでは、今回説明するASO対策はどこの領域を対象として行うものなのでしょうか?

その答えはこちら、下の図をご覧ください。

ASO対策は主にユーザー獲得とユーザーの定着に有効であることが多く、ASO対策を行ったからといっても売り上げに大きく貢献するというものではありません。
そのため、広義の意味ではマネタイズを目的と施策を除く、

  1. 広告プロモーション
  2. ストア内検索キーワード対策(ストア内検索の上位表示)
  3. ストア掲載情報の改善(ストアからのDL率改善)
  4. レビュー収集、改善
  5. UI/UX改善
  6. リテンション率の改善

などの施策は、全てASO対策の一部と捉えることができます。

ASO対策の重要性

次に、ASO対策はなぜ重要なのか?ということについて考えてみましょう。成長プロセスの中で最もユーザーとの接点が多いということ以外に理由があるのでしょうか?

ASO対策の重要性を理解していただくために、その根拠となりうる2つのデータから証明できる事実をご紹介していきましょう。
例えば、think with Googleでは、2017年2月に以下のデータが公開されています。

引用:http://apac.thinkwithgoogle.com/intl/ja_ALL/articles/mobile-app-usage-study-3.html

また、少し前のデータですが、40%のユーザーはアプリをストアからアプリをダウンロードしていると回答しています。

引用元:https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1432.html

2017年9月より、iOS11にてメニューからランキングタブが廃止されています。

アプリストア内の検索順位がDL数増加の鍵を握る

前述の通り、アプリストアを軸にアプリを探すユーザーが多いということは、アプリストア内で検索した際に、どれだけ多くのユーザーと接点を戻るかということがASO対策の成功・失敗を左右します。

アプリDL後の施策もASO対策になる

「ASO対策=アプリストア内のキーワード対策」ではありません。
アプリDL後の数値(アプリDL数、DAU/MAU、アンインストール率、レビュー数/レビュースコア)もアプリストア内の検索順位に影響を与えます。
そのため、アプリ検索から利用までを含めたユーザー行動プロセス全体で、検索順位に影響する数値を継続改善することがASO対策を成功させるために必要なことだと言えます。

ASO対策として実施される代表的な7つの施策

ASO対策として実施される施策には、具体的にはどのようなものがあるのでしょうか?
アプリのダウンロード数を増加させるために、企業・個人開発者が実践すべきASO対策を順にご紹介していきましょう。

1. アプリストア内の検索キーワード対策

まず、最も効果を出しやすいのはアプリストア内の検索キーワードに対応させることです。アプリストア内で使用される検索キーワードはWeb検索で使用されるキーワードとは全く異なります。
その上、AppleやGoogleからはどのようなキーワードによりアプリが検索されているのか、どのくらいの検索ボリュームがあるのかを取得するためのツールが提供されておりません。

アプリストア内でより多くのユーザーに見てもらい、アプリDL数を伸ばすためには、アプリストアの検索ロジックを理解し、より効果的なキーワードを選定するテクニックが必要となります。

2. プロモーション画像(アイコン・スクリーンショット等)のABテスト

アプリストア上でユーザーに見てもらえる時間、1スクリーン上で表示できる情報は限られています。
他のアプリよりも少しでも魅力的に、興味を引き出すために、アイコンやスクリーンショット等のリソースを活用することがアプリDL数増加への近道です。

3. レビュー獲得と平均スコア改善

より多くのレビュー数とアプリ評価がユーザーに心理的な影響を与え、アプリのインストールに影響を与えることが検証により判明しています。
皆さんもアプリを探す時に、レビューを参考にした経験があるのではないでしょうか?

4. リテンション率の改善

DAU/MAUは検索順位に影響を与えますが、その前段階で意識しておきたいのがリテンションを改善する施策です。
休眠ユーザーへのプッシュ通知から広告配信まで、様々な施策がありますが、いずれもその効果測定を行うことが大切です。

5. 広告プロモーションの実施

4で広告配信の話をしましたが、ここで意味する「広告プロモーション」とは「新規ユーザー獲得のための広告プロモーション」を指します。
ASO対策は正しく実施することで効果を出しやすいアプリマーケティング施策であることは間違いありませんが、競合が多いカテゴリにおいては、広告プロモーションにより新規ユーザーの獲得をサポートしつつ、ASO対策の効果を最大限に引き出す必要が場合があります。

6. 適切なKGI/KPI設定と効果検証

ASO対策は正しく実施すれば効果が出やすいものの、検索順位のロジックおよび検索結果に影響する数値が正式に公開されているわけではなく、何がどのようにアプリDL数に影響を与えたのかが分析しづらいという課題が残ります。
そのため、ASO対策の効果検証の前には、KGI/KPIの設計を正しく行い、実施したASO施策を適切に反映したKGI/KPIツリーを使用することが大切です。

ASO施策のPDCAサイクルの実施

ASO対策はリリース前後に1度実施しただけで効果が出て満足してしまうと方がいますが、継続してPDCAサイクル(Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善))を実行するが大切です。

アプリストアに並ぶアプリおよびロジックは日々変化しています。
その変化に対応することがこそがASO対策の本質であり、アプリDL数の増加に繋がります。

各アプリストアの検索アルゴリズムと効果測定時に確認するべき重要指標とは?

ここからは各アプリストアの検索アルゴリズムと効果測定時に確認するべき重要指標について説明いたします。

前提

App StoreおよびGoogle Playにおける検索アルゴリズムは一般開示されておりません。
そのため、今回の記事では検索アルゴリズムおよび具体的な公式までの言及は行わず、ASO対策を実施する際に各社コンサルタントが使用している重要指標についての説明となります。

これまでの各アプリストア内の検索アルゴリズムとは?

おおよそですが、2013〜2016年頃までの各アプリストアでの検索アルゴリズムは以下のようになっていたと考えられています。

(旧)App Storeの検索アルゴリズム

App StoreはGoogle Playに比べて、日次・月次の順位変動が大きく現れていました。
また「直近のDL数」「DAU」以外にも「アンインストール数」「MAU」等のデータも検索順位に影響を与えているという説もありましたが、検索アルゴリズムが開示されてない以上、それを特定する方法はありませんでした。(ただし、直近のDL数、DAUは明らかに影響していた状況でした。)

加えて、当時のApp Storeには検索順位を決めていると言われている計算式がいくつも存在しております。以下の計算式は参考です。

  1. (当日のDL数×3)+(1日前のDL数×2)+(2日前のDL数×1)+レビュー数と評価+DAU(当日のアクティブユーザ数)
  2. (当日のDL数×8)+(1日前のDL数×5)+(2日前のDL数×5)+(3日前のDL数×5)+(4日前のDL数×2)+レビュー数と評価+DAU(当日のアクティブユーザ数)
  3. 直近2〜3時間のDL数+2〜3日前のDL数+レビュー数と評価+DAU(当日のアクティブユーザ数)+売上

引用:https://apupnews.com/about-the-history-and-search-algorithm-ios-and-app-store-ranking-logic-change/

ただし、これらの重要指標を意識したASO対策は2017年9月に実施されたiOS11のアップデートにより、App Storeアプリ内のランキングタブ廃止により、大きな方針転換を余儀なくされております。

(旧)Google Playの検索アルゴリズム

Google PlayはApp Storeに比べて、日次・月次の順位変動が小さいものでした。
それ故に検索順位を上げるには、ランキングシグナルに影響を与える重要指標へのアプローチが重要となっていました。
逆にApp Storeで頻繁に発生していたリワード広告やブーストの効果が表面化しづらく、非常にクリーンな状態が保たれていたのがGoogle Playです。

Google PlayはApp Storeアプリのような仕様変更や大規模な検索アルゴリズムの変更等がなかったため、2018年現在も以前と同じ重要指標を使用したASO対策でも効果が発揮できると思われます。

これからのASO対策の重要指標とは?

各アプリストアの検索アルゴリズムの調整が進んできたことで、アプリストア別に重点実施するASO対策が少なくなり、ユーザーの行動プロセスを俯瞰した上で順序立てたASOコンサルティングが増えてきたというのが2017〜2018年の動きです。

以下は前述でご紹介したユーザーの行動プロセスを整理した図ですが、今後のASO対策ではユーザーがどのような流れでアプリをダウンロード・利用するに至ったかを正しく理解することが大切となります。

また各プロセス上での重要指標はKGI/KPIツリーとして、その数値の関係性を体系化することで、何をどのように改善すればアプリDL数が増加するのか?を正しく分析できるようになります。
さらにASO対策は検索アルゴリズムが正式に公開されていないために、施策実施後の効果検証が難しいことが多いです。そのような状況に陥ってしまうことを回避するためには、効果検証前の適切なKGI/KPIツリーの設計が重要となります。

参考までにどのアプリでも活用できるASO対策におけるKGI/KPIツリー図をまとめておきますので、自社・個人アプリのASO対策を実施する前に効果測定をどのように行うべきかを確認しておきましょう。

各テキスト要素とアプリストア内の検索アルゴリズムとの関連性

ASO対策におけるキーワード選定の前に各テキスト要素とアプリストア内検索との関連性を知っておく必要があります。
まずはこちらの表を確認してください。

アプリストア上の各テキスト要素の重要度は、
○:アプリストア内の検索アルゴリズムの対象 かつ 検索順位に大きく影響を与える。
△:アプリストア内の検索アルゴリズムの対象 かつ 検索順位に少し影響を与える。
×:アプリストア内の検索アルゴリズムの対象対象とならない。
−:アプリストア内に項目が存在しない。
タイトル >説明文、キーワード>プロモテキストの順になります。
それでは次に、アプリストア毎に各テキスト要素の内容を見ていきましょう。

App Storeでのアプリストア内検索の対象となるテキスト要素

出典:LINE App Store*3

タイトル(30文字まで入力可)

タイトルは、App Storeに表示されるアプリの名称です。30文字以内でなければなりません。
タイトルに含めたキーワードは検索順位が上がります。
含有率*2の影響は受けませんが、キーワードを多く含めすぎるとリジェクトされることが多いようなので、含めるキーワード数は3つ程度がベストです。

︎説明文(4000文字まで入力可)

説明文は、特長や機能の詳細などのアプリに関する説明です。
アプリストア内検索の対象となりませんが、ユーザーがアプリの詳細ページを見た時のダウンロードのコンバージョン率に影響を与えます。

︎キーワード(100文字まで入力可)

アプリを説明するキーワードは1つ以上必要となります。
キーワード*3を使用すると、App Store内での検索結果がより正確になります。
またiTunes Connectにキーワードを登録する時はコンマ(,)で区切って登録をする必要があります。

検索順位にはあまり影響を与えませんが、多くのキーワードを設定することで検索結果に表示される回数を増やすことができます。
含有率の影響は受けません。

またキーワードを設定する際は、以下がポイントになります。

  1. 形態素解析*4を意識すること
  2. タイトルに含めたキーワードと重複させない

この2つのポイントを意識することで、アプリストア内での検索ヒット回数を増加させることが可能です。

*1:LINE App Store
*2:含有率とはテキスト要素内で占める特定のキーワードの割合を示します。
*3:キーワードで設定したキーワードは、App Storeには表示されません。
*4:形態素解析とは自然言語処理の基礎技術です。詳細は後ほど説明しますが、形態素解析を意識することで、単一キーワード「アプリ」「地図アプリ」・複合キーワード「アプリ 地図」の検索マッチ率を高めることができます。

Google Playでのアプリストア内検索の対象となるテキスト要素

出典:LINE Google Play*5

タイトル(30文字まで入力可)

タイトルに含めたキーワードの含有率が検索順位に大きく影響を与えます。
App Storeとは異なり、キーワードを多く含めてもリジェクトの心配はありませんが、含めるキーワードは3つ程度にしておくと良いでしょう。

説明文(4000文字まで入力可)

キーワードの含有率が検索順位に少し影響を与える可能性があります。
アプリストア内検索の対象となり、ユーザーがアプリの詳細ページを見た時のダウンロードのコンバージョン率に影響を与えます。

プロモテキスト(80文字まで入力可)

キーワードの含有率が検索順位に少し影響を与える可能性があります。
アプリストア内検索の対象となり、ユーザーがアプリの詳細ページを見た時のダウンロードのコンバージョン率に影響を与えます。

*5:LINE Google Play

キーワード選定をする前に抑えておくべきポイント

各テキスト要素とアプリストア内の検索アルゴリズムとの関連性を理解した上で、キーワード選定を行いましょう。
抑えるべきポイントは以下です。

  1. アプリストア毎に検索アルゴリズムに影響を与えるテキスト要素が異なる。
  2. App Storeのテキスト要素はキーワード含有率の影響を受けない。
  3. App Storeのキーワーズでは形態素解析を意識する必要がある。
  4. Google Playのテキスト要素はキーワード含有率の影響を受ける。

アプリDL数を増加させるための具体的なキーワードの選定方法

ASO対策のキーワード選定はSEO対策のキーワード選定と似ている

ASOにおけるキーワードの選定はSEO対策のキーワード選定と基本的には同じです。
インターネット上で、⑴どのようなキーワードで検索が行われているのか、⑵キーワードの検索ボリュームはどの程度なのか、の2点について把握することが重要です。

  1. アプリ検索ユーザーの気持ちになって関連キーワードを洗い出す
  2. キーワードの検索ボリュームを調べる

ただし、ASO対策とSEO対策のキーワード選定では1点だけ違うところがあります。
SEO対策では「ユーザーの気持ちになって関連するキーワードを選んでリストを作る」ということがポイントとなっていますが、ASO対策では「関連するキーワードは全てを拾い集めてリストを作る」ということが重要です。

キーワードをリストアップする

ASO対策ではSEO対策よりもキーワードのリストアップが重要です。以下のような表を作成してください。
今回は「漫画が無料で読める」アプリを作る想定で説明することとします。

キーワードのリストアップは根気のいる作業ではありますが、思いつく限りのキーワードとそのキーワードに関連して検索されているキーワードを縦一列に並べて、キーワードリストを作り上げてください。

アプリストアのサジェストを利用して、キーワードを絞り込む

サジェストワードとは、ストアアプリの検索フォームにキーワードを入れた際に表示される予測ワードのことです。
またサジェストされる=ユーザーに検索されることが多いものになりますので、そこからもサジェストワードを調べるということがASOにおいてもかなり重要だとわかりますね。

アプリストアでのサジェストワードの調査は必ずiPhoneまたはAndroidの各ストアアプリを利用して行ってください。
PCのアプリケーションやブラウザ上で実施してしまうと、予測変換等の外部要因が関わってくる恐れがあります。

App Store

検索フォームの下に表示されている文字列がサジェストワードです。
ここでサジェストされているキーワード群をそのままリストに加えて、キーワードの絞り込みを行っていきます。
リストは以下を参考に作成してください。

このサジェストワードのリストアップですが、同一キーワードで並び順が異なっていたりする場合はリストアップする必要はありません。
ただし、AppStoreのサジェストの場合は、ひらがな・カタカナ・漢字等は別の単語として認識されているので、同じ意味・読みだとしても、必ずリストに加えてください。

例:「コミック」と「こみっく」

またキーワードは単一キーワードでのみを調査するのではなく、複合キーワードでも調査を行うようにしてください。
ここでの複合キーワードとは2単語以上の単一キーワードを指しています。

例:検索ボックスに「漫画 無料」と入力された場合

複合キーワードでのサジェストを確認するケースとして想定しておくべきなのは、「漫画」や「無料」などのビックワードを使用した場合に限ります。
必ずしも全ての単一キーワードの組み合わせで複合キーワードを作り出す必要はありません。

上記は参考例ですが、このような組み合わせを新しいキーワードを探し出すつもりで複数試すようにしてください。
そうすれば、新しいキーワードを見つけられるだけでなく、ユーザーの検索傾向も掴めてくるはずです。

複合キーワードを作り出すコツとしては、「ビックワード×スモールワード」、「ビックワード×ビックワード×スモールワード」のように、最後にスモールワードで検索結果の絞り込みを行うことです。
もちろん「スモールワード×スモールワード」のように、より小さな網目でキーワードを捕まえる取り組みも効果的ですが、試行数が格段に上がるため、少し感覚に頼れるようになってきた後に調べてみる方が効率が良いと思います。

最後に、リストアップできたサジェストワード群より、単一ワードの抽出を行います。
この作業はわざわざリストを更新するまでもないのものなので、やり方と参考例だけご紹介しておきます。

Google Play

Google Playにキーワード選定方法についても、基本的にはApp Storeのキーワード選定方法と違いはありません。
ただし、Google Playの場合はキーワードの予測変換が非常に優れているため、App Storeのように同一の意味・読みのキーワードはほとんど発生しません。
そのため、「コミック」や「こみっく」の検索キーワードによる結果の違いはなく、サジェスト数もその分だけ少なくなります。
App Storeに比べるとかなり楽です。

ダウンロード数を増やすためのタイトルの決め方

アプリストアのランキングに影響する項目のおさらい

前述で説明している内容ですが、念のためにおさらいです。
アプリストアでストアのランキングに影響する項目は以下になります。

アプリストア上の各テキスト要素の重要度は、
○:アプリストア内の検索アルゴリズムの対象 かつ 検索順位に大きく影響を与える。
△:アプリストア内の検索アルゴリズムの対象 かつ 検索順位に少し影響を与える。
×:アプリストア内の検索アルゴリズムの対象対象とならない。
−:アプリストア内に項目が存在しない。
タイトル >説明文、キーワード>プロモテキストの順になります。

つまり、タイトル次第で大きくランキングが変動するということです。
それでは次に、実際にタイトルを決める際のポイントについて、解説していきましょう。

ASOを意識したタイトル決めのポイント

アプリストア別にタイトルを設定する上で重要なポイントをご紹介いたします。

App Store


  • 最適なキーワードを選定する

    キーワードの選定方法については、本記事の「アプリDL数を増加させるための具体的なキーワードの選定方法」をご確認ください。


  • タイトルに含めるキーワードは3つに絞る

    キーワードの詰め込みすぎはリジェクトの原因になってしまうことがあります。3つ程度に絞り込みましょう。
    ただし、意図せずに含まれてしまったキーワードはカウントしなくてOKです。
    あくまで、ターゲットユーザーを想定して抽出したキーワードの個数を3つ以内とするように意識してください。

    例えば、以下のようなキーワード群を使ってアプリ名を決めたとします。

    抽出したキーワード

    漫画、マンガ、こみっく、コミック、無料、恋愛、全巻、マンガワン、マンガボックス、アプリ、初恋、青春
    ※「アプリ」「初恋」「青春」は例示のために追加しています。

    タイトルA案:NG9キーワードを含んでいる

    全巻無料漫画コミックアプリ マンガ読破(初恋恋愛青春

    タイトルB案:OK3キーワードを含んでいる

    無料漫画が読める マンガNEO

    タイトルA案とタイトルB案を比較した際に使用するべき案はタイトルB案。
    もちろん、審査が通過すればASOの効果を強く発揮するのはタイトルA案になりますが、リジェクトの可能性はかなり高いです。

    補足:キーワードは3つまでとする理由
    • Google Playではタイトルにおけるキーワードの含有率が検索順位に影響を与える。(App Storeでは考慮する必要はない)
    • キーワードの詰め込みはリジェクトの要因となる。
    • タイトルに含めたキーワードの含有率が検索順位に大きく影響を与える。

  • アプリ名を読んだだけで、使用イメージを持ってもらえるか?を大切にする

    アプリ名は、コンセプトやアプリの内容を最も簡単に伝える上で、最も重要な要素です。

    キーワードに偏りがちな思考を一旦リセットし、どのような文章にすれば、ユーザーにアプリのイメージ伝えられるか?という点を考え直しましょう。

    タイトルA案:全巻無料漫画のコミックアプリ 漫画読破(初恋・恋愛・青春)・・・NG、正直クドい。
    タイトルB案:無料で漫画が読める マンガNEO・・・OK、単純明快で良い。


  • 各アプリストアのタイトルの文字制限を知る

    App Store, Google Playでは、設定できるタイトルの文字数が異なります。
    こちらについては私も参考にしたことがある、エキサイトさんの事例を交えて説明しましょう。

    App Store

    App Storeのアプリ名は最大75バイトまで登録可能、iTunes Connectデベロッパガイドでは25文字以下とされています。
    ただし、ストア上に表示される文字数には限りがあり、端末の画面サイズや閲覧しているページ(検索結果やランキング等)によっては表示文字数が変化しまいますので、アプリの見出し文は14文字以内とすることがベストです。

    表示される文字数には制限があり、それ以降は「…」に省略されてしまう。

    端末毎に表示できる文字数が異なる。

    タイトル案A:全巻無料漫画のコミックアプリ…・・・NG、全角で26文字
    タイトル案B:無料で漫画が読める マンガN…・・・OK、全体で16文字
    どちらも見出しはクリアですが、タイトルA案では文字数オーバーです。

    Google Play

    Google Playのアプリ名は最大30文字までですが、ランキングでは先頭に検索順位が付くので、順位によって表示される文字数が少し異なります。
    検索結果1〜9位までは13文字10〜99位までは12文字100位以降は11文字まで表示です。
    つまり、ランキング上位ほど表示できる文字数が多くなってきます。
    どのランキングでもタイトルが表示されるということを意識するのであれば、アプリの見出し文は11文字までがベストでしょう。

    ランキングでは、アプリ名の前に順位が表示される。

    タイトルA案:全巻無料漫画のコミック…・・・OK、全体で29文字
    タイトルB案:無料で漫画が読める マ…・・・OK、全体で16文字
    どちらも文字数はクリアしていますが、A案に関しては既にアプリの見出し文が不自然な位置でカットされてしまいます。

タイトルのチューニングを繰り返す

ASOを意識したアプリタイトルにしたとしても、効率よくダウンロード数を伸ばすタイトルを1回で見つけ出すことは不可能です。断言できます。
何度も何度もアプリタイトルの調整を重ねてから、やっとASOの施された最適なタイトルが決まってくるものなので、必ずASOのためのPDCAサイクルを回すようにしてください。

ダウンロード数を増やすためのディスクリプション(説明文)の決め方

App Store/Google Playにて、ASOとして最も効果を発揮するアプリタイトルについては、「ダウンロード数を増やすためのタイトルの決め方」で解説させていただきましたが、次はダウンロード数を増やすためのディスクリプション(説明文)の決め方についてご説明いたします。

ディスクリプション(説明文)と検索ロジックの関係についてのおさらい

App Store

説明文(4000文字まで入力可)
アプリストア内検索の対象となりませんが、ユーザーがアプリの詳細ページを見た時のダウンロードのコンバージョン率に影響を与えます。

つまり、App Storeのディスクリプション(説明文)は検索ロジックとは無関係になる、ということです。

Google Play

説明文(4000文字まで入力可)
キーワードの含有率が検索順位に少し影響を与える可能性があります。

プロモテキスト(80文字まで入力可)
キーワードの含有率が検索順位に少し影響を与える可能性があります。

つまり、Google Playのディスクリプション(説明文)は検索順位を決める1要因となりうる、ということです。

App Storeのディスクリプション(説明文)は検索ロジックに関係がない以上、ここで説明は割愛し、Google Playのディスクリプション(説明文)の決め方について、解説していきましょう。

Google Playのディスクリプション(説明文)を決める

ここでは前述の「アプリDL数を増加させるための具体的なキーワードの選定方法」で作成したキーワードリストをフルに活用していきます。

ユーザーの検索にヒットさせたいキーワードを利用し、4000文字の入力枠を利用し、文章を作成してください。
もちろん、キーワードの詰め込みと思われる記述方法・・・例えば「漫画コミック恋愛アオハライド無料・・・」のような、ただキーワードを並べただけの文章ではNGどころか、最悪の場合はアプリをストアから消されてしまいます。
あくまでユーザーにとってアプリの使用方法を説明する文章を作成するように心がけてください。

また確実にキーワードとして検索にヒットさせたい、または既に検索にヒットしているキーワードでの検索順位を高めたい場合は、そのキーワードの含有率を高めるようにチューニングをしてみると良いでしょう。

Google Playのプロモテキストを決める

プロモテキストも検索ロジックとの関係性から、基本的な考え方はディスクリプションと同じですが、80文字しかない中では入れられるキーワードの数にも限度があるので、個人的にはキーワードの盛り込みはオススメできません。

そもそもプロモテキストとは、Google Playの公式アプリでのみ表示される部分で、ファーストビューに収まる場所に位置しています。キーワードの含有率に囚われ過ぎてしまうことなく、80文字でアプリの魅力を伝えるということに目的を絞れば、結果的にアプリDLへのコンバージョン率を上げることができ、それ自体もASOの一手法であると解釈できます。

なので、ここでは80文字でアプリの魅力を伝えるテキストを考える事がダウンロード数増加への近道です。

App Storeのディスクリプション(説明文)は適当でいいのか?

いいえ、答えはNOです。

先程、Google Playのプロモテキスト部分で説明した通り、ユーザーにアプリをわかりやすく説明する文章は、アプリDLへのコンバージョンを高めるのに、有効な手段の一つです。
特にApp Storeのアプリで最初に表示される文字数には限りがあり、Google Playのプロモテキストと同じように、少ない文字数で以下にユーザーの興味を引き出せるか?という点が非常に重要です。

少し面白い事例ですが、人気アプリのモンストとパズドラのアプリ説明文がもの凄く近しいものになっていました。ですが、どちらも◆見出し◆部分でユーザーの目を引き、3行程度の説明文が綺麗に読めるように整えられています。

モンスターストライク

パズル&ドラゴンズ

ASO対策の実施手順

ASO対策に必要な5つの手順

ここでは、iOSまたはAndroidアプリを既にリリースしている前提で説明させていただきます。
初回申請でなければ、アプリストア最適化に取り組む際の手順は大きく以下の5つです。

  1. 適切なキーワードを選ぶ
  2. タイトル、ディスクリプション、プロモテキストを設定する
  3. アイコンをA/Bテストする
  4. スクリーンショットを変更する
  5. 手順1〜4をもう一度行う(全3回)

  • 適切なキーワードを選ぶ

    iOSもしくはAndroidアプリのASO対策 すなわち App StoreもしくはGoogle Playにおけるアプリストア最適化を意味します。
    ASO対策におけるキーワードの選定はSEOのキーワード選定と基本的には同じですが、ASO対策では「関連するキーワードは全てを拾い集めてリストを作る」ということが重要となることを理解しておきましょう。
    また、ASO対策におけるキーワードの選定には、App StoreとGoogle Playのサジェスト機能と同時に、Google モバイル検索のサジェスト機能やgoodkeywordのような検索エンジンのサジェストを一括で調べることができるようなツールを使って、市場のニーズを把握するようにしましょう。
    iOSアプリはApp Storeでのサジェストに表示されるキーワードを抑えることができているか否かに比重が置かれやすいのに対して、AndroidアプリではGoogle全体で最適化することが大切です。

    加えて、App Storeのストア内検索ロジックに使用される要素および変数の大半は、アプリストアまたはアプリそのものから収集されるデータを元にしています。
    アプリストアでのキーワード検索にヒットさせること自体は、Google Playのように複雑で推測しづらいロジックではないので、App Storeの方がASO対策がしやすく、効果を感じやすいという特徴があります。

    Google モバイル検索を利用した時に、アプリ自体が検索結果に表示された経験はありませんか?

    これは近年のスマホの台頭とGoogleが提唱してきたモバイルシフトの流れによるもの(モバイル検索のアプリ表示対応 または App Indexingによるもの)です。
    そして、検索ロジックを研究し続けてきたGoogleはAppleよりも、検索キーワードのマッチ率以外の変数(リテンション率やアンインストール率など)を重要視する傾向が確認できています。

    サジェスト自体にスマホ端末内にアプリが表示されたことはないですか?

    これはApp Indexingによるものですので、アプリ側の実装方法(または対応)に依存しているものです。
    そのために、ASO対策はApp StoreよりもGoogle Playの方が難易度が高いのは事実であり、正しい知識を持って望まなければ、効果を出しづらいのです。
    短期的な効果を望むのではなく、いかにユーザーを満足させるか?Googleの望む世界を理解できているか?がASO対策で成果を上げるためには重要となります。
    またキーワードを選び、再度チューニングを行う際には、ダウンロード数/率だけを追うのではなく、ダウンロード後にユーザーが行った行動 つまり 継続利用したのか、すぐにアンインストールしてしまったのかまでを追うようにしましょう。


  • タイトル、ディスクリプション、プロモテキストを設定する

    Androidアプリの情報として掲載するタイトル、ディスクリプション、プロモテキストの3要素は、ストア内検索ロジックにおける検索対象となります。

    App Storeに関する補足

    キーワーズは「△」としておりますが、これはタイトルと比較した時の優劣のみを表しており、決して効果が薄いという訳ではありません。(紛らわしい表現で申し訳ないです…。)
    また、2017年のストアアップデートによりタイトルは30文字→50文字に増加しましたが、その後は再アップデートで30文字までに変わっております。加えて、新しい要素として、サブタイトルが30文字まで設定できる仕様に変わっており、こちらもストア内検索の対象となっています。
    App Storeでは、Google  Playとは異なる独自の仕様で、1つのアプリに設定できるキーワーズは100文字まで設定することが可能です。確かにタイトルとサブタイトルと比較すると評価比重は落ちますが、ストア内検索でより多くの検索キーワードにヒットできるかどうかに関わってくるので、限界ギリギリまで設定するとよいでしょう。また、このキーワーズは販売対象の地域をUSまで拡張対応させておくことで、+100文字まで登録することが可能です。合計200文字まで登録することができるようになりますので、しっかりと対応しておくと良いでしょう。


  • アイコンをA/Bテストする

    アイコンひとつでも検索結果に並んだ際に目立つ色を使うなどすることで、ダウンロード数は大きく変化します。
    そして、ABテストを繰り返し行うことで、そのアプリに必要なアイコンを見極めることも可能です。
    また、アプリストア上のアプリアイコンの変更およびA/Bテストは非常に容易に行えます。
    Google Play Storeの場合には、アプリのバイナリファイルを変更する必要がないので、アプリに設定されているアイコンとGoogle Playに並ぶアイコンが異なっていても全く問題ありません。


  • スクリーンショットを変更する

    アイコンと同様に、スクリーンショットも重要な要素の一つです。
    人は視覚から多くの情報を得ようとするものですが、この傾向は文字が並びやすい検索結果(アプリストアに限らず)においては、有効に作用します。
    この効果をスクリーンショットが並ぶアプリストアに活用しない手はありません。
    アプリストアのスクリーンショットの1〜2枚目には、可能な限りわかりやすく、簡潔にアプリの魅力を盛り込むことで、アプリのダウンロード数を増やすことができます。


  • 手順1〜4をもう一度行う

    ASO対策は基本的に、一度やって終わりということは稀だと思います。
    全くストアの検索エンジンへの対応ができていない場合には、1回目の施策実行の効果が大きくなりますが、ASO対策は繰り返し何度も行うことで、アプリのダウンロード数を底上げすることができます。
    何を伝えたいかというと、1回目の施策実行で効果が出たからといって辞めてしまうのは、非常にもったいないのです。
    特にキーワードの選定は非常に時間のかかる作業であり、作成したキーワードリストは1つの資産になるはずです。
    このキーワードリストはまだまだ磨けば光る状態ですし、一度だけのキーワード選定ではストア内の検索キーワードを網羅的に抑えることはできません。
    ひとつの目安として、上記4つの手順を3回くらい繰り返すことで、そのアプリのダウンロード数を増やすために必要なキーワードやアイコンなどの組み合わせが見つかります。
    その一方で、3回目の施策実行が最も効果が高いとも言えないことも事実です。
    ASO対策では、ストア内検索に最適なキーワードやアイコンなどの情報を突き止めることが目的となる場合が多いですが、3回目まではチューニングを続ける意味は、その根拠付けにもなるからです。
    なので、3回繰り返しても、まだアプリのダウンロード数が伸び続けるようであれば、そのアプリのASO対策をもう一巡してみることをおすすめします。
    ただし、私の経験上は概ね3回目で安定します。


ストア内検索ロジックに振り回されないためのポイント3つ

アプリが提供するUXの改善を常に改善しながら以下3つのポイントを抑えておけば、ストア内検索ロジックの変更に振り回されたりすることはありません。

  1. ユーザーの検索意図を理解したキーワードを選定する
  2. ストア内検索ロジックの変更を意識しすぎない
  3. ユーザーの期待値を裏切らない

1. ユーザーの検索意図を理解したキーワードを選定する

ストア内検索ロジックの変更に振り回されるケースというのは、サジェストに一時的に表示されているに過ぎない(穴場キーワード的なもの)を多用し、アプリのダウンロード数を増加させようとしていることが多いです。
例え、アプリのダウンロード数への影響が大きいと思われる掘り出し物のキーワードを見つけたとしても、ユーザーの検索意図を正しく反映していないキーワードであるならば、使わない方が良いです。
このようなキーワードは、ストア内検索ロジックで排除される可能性が高く、目先の利益を得ようとすると、掘り出し物のキーワードを常に探し続けなければなりませんし、それだけASO対策の実行回数も増えてしまいます。

2. ストア内検索ロジックの変更を意識しすぎない

真逆のことを言うようですが、ストア内検索ロジックを知る・理解することは正しいASO対策を行う上で重要となります。
ただし無理にストア内検索ロジックに対応しようとしたり、毎日アプリの検索順位を追うことで、そのロジック自体を意識しすぎてしまうのは、あまり好ましくありません。
そもそも理想的な検索結果を返せているとは言えない現状のストア内検索ロジックは、常に改善アップデートを繰り返し行っています。ここでの問題は、その改善アップデートがプラスに働く場合もあれば、マイナスに働くこともあるということです。つまりストア内検索ロジック自体が安定していない上に、おそらく理想を追求しようとすると、安定させること自体が難しいのです。
そのため、ストア内検索ロジックが変更されたり、ダウンロード数が落ちたからといって、すぐにASO対策を行おうとしないことが重要となります。これに必要な考え方が、ストア内検索ロジックを意識しすぎないようにするということなのです。

3. ユーザーの期待値を裏切らない

「アイコンやスクリーンショットを工夫して、ダウンロード数を増やす」
これは確かにASO対策のひとつではありますが、誇張した表現や事実と異なる内容をアイコンやスクリーンショットに反映しているアプリがストアには存在しています。
このようなユーザーを騙すような方法は、決して行わないようにしましょう。
もちろん事実と全く異なる内容でユーザーを惹きつける行為は、ストアからアプリを消されることに繋がります。
ここでの「ユーザーの期待を裏切る行為」とは、少し誇張した表現や微妙な表現で濁すような行為のことを指します。
確かに、上手くいけばアプリのダウンロード数に影響が出ることは間違いないですが…大抵の場合、ブーメランのように自分に返ってきます。
ユーザーの期待を裏切った場合には、以下の指標が変化するはずです。ここで上げる指標はストア内検索ロジックの変数に使用されているため、徐々にアプリのダウンロード数が低下していくと思われます。

  • アンインストール数/アンインストール率の増加
  • レビュー評価の低下
  • リテンション率の低下

まとめ

本記事では、ASO対策の基礎〜具体的な作業内容までを網羅的にご紹介させていただきました。
ストア内検索ロジックは日々変化しておりますが、何も恐れる必要はありません。
ユーザーのために良いUXを提供し続ければ、必ずGoogleから評価を受けることができます。
ただし、アプリストアから評価されたとしても、ユーザーから評価されなければ、本末転倒です。
確かにASO対策は小手先のテクニックに過ぎないかもしれませんが、企業や個人開発者は、ユーザーに見つけてもらうための努力だということを忘れてはいないでしょうか?売上や数字を改善する目的でASO対策を実施しようとしていないでしょうか?
いま一度、ASO対策は「ユーザーに見つけてもらうための努力」だということを思い出してもらえたらなと思います。

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